音楽だけで食べていくという人生は、今も昔も本当に難しいと思っている。並大抵の気力では継続しえない。
私の場合、「コミュニケーション」という大きい傘の中に何でも入れてしまおうという、いうなれば雑種な生き方。その傘のなかに、音楽活動というものも入っている。
そんな、極めて中途半端な生き方に対して、彼の生き方は音楽一筋!
初めて出会った和楽器奏者であり、尺八の演奏家である。その名は、鯨岡徹さん。新潟でのライブで出会って以来、ずっと力を借りながら 1年半演奏活動を続けさせていただいた。
和楽器の尺八と、洋楽器のピアノ。
これがこんな風にシンクロするのかと演奏している本人たちにとっても、新鮮な響きであった。
新潟・東京と活動拠点が離れているせいもありほとんど練習なしのぶっつけ本番であったがよく耐え、よく対応いただいていると感謝している。
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