私の自主企画イベントは今回でおかげさまで30回目となりました。そして昨年秋からスタートしていた「愛の元気人ライブツアー Romantic P」は、岐阜・東京・新潟に続き今回の播州赤穂にて4回目。最終回を無事終えることができました。この「Romantic P」では、元気に、情熱をもって、自分らしくロマンチックに生きたい・・・というテーマで各会場ごとにゲストもプログラムも変え、開催させていただきましたが、のべ250名のお客様にご参加いただきました。
最終回の赤穂会場でのライブは、昨年3月に続き2回目。相互マネージャーであり、心から信頼、尊敬していた作家の野村正樹さんのゆかりの地ということでご縁ができ、今回は4回忌(2011年3月13日にご逝去)前のライブ開催となりました。
もともと播州赤穂には縁もゆかりもなかったですが昨年の初ライブ以来、いろんなご縁が広がり、今回の開催となりました。年に何度かこの町を訪れるようにもなりました。今回、2回目の方、はじめての方、昨年来られなかったという方が京都や大阪から、仕事で忙しいなかわざわざおいでいただいた方、たまたまミュージアムにきたのがきっかけでそのままライブにもご参加いただいた方・・・などなどいろんな方にご参加いただきました。このミュージアムは県外からはもちろん、県内からもまた、播州赤穂の駅からもちょっと遠い場所ではありますが、おいでいただければ存分に満足いただける、瀬戸内海が見える素晴らしい会場です。また恒例のひな人形展示や、今回は特別展示「オールドノリタケ展」も行っており、いいタイミングでライブ開催ができました。それにふさわしい演奏をと意気込んだのも事実です。
今回はゲストなしのソロ演奏。世界・日本のロマンチックをピアノ・歌でお届けし、とくに最近、力を入れているワルツを重点的に演奏してみました。ワルツはわがテーマ 「観覧車」を表現するのに最適なリズムであり(と勝手に思っています)またこのワルツ形式はいろんな国で、場面でそれぞれに歌い、演奏されています。まさしくロマンチックな世界の表現にピッタリな音楽形式です。
そして、今回はこの瀬戸内を眺めながらの気持ち、その当日の心境などを参加者の皆さま全員にお聞きし、それをもとに即興でオリジナルのワルツを弾いてみました。
即興曲をライブでやるのは初めてですが、新たな手法としてお楽しみいただけたかなと思っています。そのあと、野村さんをはじめ、お世話になってきた、大好きな人たちを思いながら、「人生ななつ星」(こちらもワルツバージョンを挿入アレンジ)、「ANNEソロジー」を弾き歌い、そして阪神淡路から東北での大震災や人災で被害にあわれた方々への思いを込めて「レクイエム」「かもめりぃ」を演奏。そして本ライブの締めくくりとして「Romantic P」にふさわしくオリジナルでPが付く曲として「Pu・Ka・Ri」(ぷ・か・り)を歌わせていただきました。
演奏の合間に涙される方も、また話の合い間に楽しく笑われる方も、口を半開きにして聞いておられる方もおられ、お客様の反応が豊かで、私自身楽しませていただきました。
今回のアフタヌーンティーは、赤穂のお菓子屋、ノアさんのご協力をいただき、リクエストにお応えいただき「さくらマドレーヌ」をご用意いただき、皆様にご賞味いただきました。私にとってロマンチックなお菓子はマドレーヌとカステラ・・ということと春のライブというイメージで桃井ミュージアムさんにご手配いただき、おかげさまでこちらも大好評でした。
「また来年待っていますね!」「はじめて来たけど、すんごく良かった。得した気分」「昨年も良かったけど、今回も良かった」「パワフルな演奏とトーク。素敵なライブでした」「おかげで長生きできます」というお声をいただき、お帰りになる皆様一人一人と握手しながら、赤穂とのご縁も大切にしたいと心に決めた春の晴れ日。
おかげさまで、今回のライブツアーも無事終了することができました。 ご参加、応援いただきました皆様、会場の皆様、本当に本当にお世話になりました。 次なる展開をどうぞお楽しみに!
※写真撮影は桃井ミュージアム ボランティアスタッフの仙丸 寛様にご協力いただきました。
ありがとうございました。
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