いつの間にか恒例になってきた、わが故郷でのふるさとライブ。今回は9月11日に大船渡で行ったチャリティコンサートからを「愛の元気人ライブツアー2012」と銘打って連続企画の2箇所目の開催、そしてマーサのライブとして通算20回目の開催となりました。
今回のテーマは「ロマンチック ノスタルジー」。胸ときめいたあの頃を懐かしみ、大切な人を愛しむひとときになれば…との思いから生まれた企画です。
岐阜会場では、毎回お世話になっている、釜飯が美味しい「みなも」さんをお借りして、単独で昼の部、夜の部の二部制 入れ替え制で行いました。
両親が日ごろお世話になっているお仲間、近所の方々〜私が小学生の頃からピアノの練習の音を近所迷惑とも言わずに見守ってくださった方々〜、過去においでいただいた方からのクチコミでおいでいただいた方、懐かしき同級生、音楽以外の仕事関係の方々、そして今回はピアノと電子オルガンを小学校から高校時代までご教授いただいた先生にもおいでいただき、30年ぶりの再会となり、いつとなく緊張のステージを迎えました。
各回とも、前半は懐かしの名曲、後半はオリジナル曲をメインにしながら、おしゃべりと歌、ピアノを楽しんでいただき、心の時間旅行を楽しんでいただきました。このほか今回はこの春ふるさとをテーマに作った「みのり愛」(JAぎふ様からのご依頼)を関係者以外の場所で初の演奏をさせていただき、お客様全員に楽譜を配布、合唱いただいた先日訪問した大船渡でのチャリティコンサートの報告も行い、そのとき初演奏した「レクイエム11」にも再挑戦。岐阜の皆様と一緒に、被災地への祈りをともに捧げる時間を過ごさせていただきました。
各曲やトークにあわせ、皆さんの表情、反応が豊かに変化されていたのも印象的でした。
笑いも、突っ込みも、涙も…お互い五感をフルに活用、感動の時間となりました。
ラストには、「翼をください」を全員で合唱。昼の部では30年前までお世話になった野々村先生にタンバリンを手伝っていただき、会場は大いに盛り上がり、一体感に包まれたフィナーレになりました。
「元気をもらいにきました」「今日まで生きてきてよかったわ。長生きしてよかったわ」と80代、90代のおばあさまたちが、幸せそうにお帰りになったことが印象的で、また耳が不自由になってきた親戚のおじさんがきてくださって、きっと聞き取りづらかったでしょうに…と思うと今も胸が熱くなります。
親孝行をさせていただけるステージ。一番幸せなのは、自分自身ですね。今回も実感しました。
今回も故郷の皆さんにお会いでき、よかったよかった。また来年、会えるといいな。の思いをこめて…。
音楽は、一方通行ではなく観客と演奏者が向かい合ってはじめて生きた演奏となる。 一生懸命聴いていただき、拍手を応援をありがとうございました。
定員を越えるたくさんのご来場に心から感謝申し上げます。
また、たくさんのお花、秋の恵みのギフト…などなどのお気遣いに心より感謝申し上げます。また、美味しいお料理と素敵な場所のご提供をいただいたみなもさん、撮影・音響でお世話になった田中さん、エザキさん、そしてPRや会場準備で一生懸命に動いてくれた両親に感謝を捧げたいと思います。
元気であれば、またがんばれる!を胸に…次は新潟でがんばります。
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