「心の観覧車を創る」を、ライブなコミュニケーションの場で表現することはできないだろうか?
その発想からMahsa倶楽部は生まれました。
不定期・非定点・不定型・・・いろんな制約に縛られず、自由なカタチで、出会った方に新たな出会い、感動、共感、元気を・・・。
当初「Mahsa倶楽部」としてスタートし、地道に活動を展開してまいりましたが、近年音楽活動の場面も増えてきましたので交流・サロン型の「マーサ倶楽部」と、音楽をたっぷりお楽しみいただくライブ、さらには交流会などさまざまな出会いの場を・・・。
と、いろんなリアルコミュニケーションに挑戦です。ここではその一部をお伝えします。

 
 
MahsaClub 16回 ふるさとライブ イン 京都
2011年11月5日 フランボー にて

 

京都での開催は4回目になろうか?これまでは夏の祇園祭での開催。外も中もあついライブであった記憶が新しいが、今年は震災の影響や自分都合でいえばCDに続いて本の出版を急遽実行する都合もあり、夏開催が間に合わず、この秋での試みとなった。秋の京都は1年でもっとも魅力的な季節。それだけに行事、祭りが目白押しで、集客動員に苦慮した…。
しかし、それでも20余名の皆様がその忙しい秋の土曜の午後に集結いただき、これまでと一味違った、しっとりしたいい感じのライブを開催することができた。
同時多発テロから10年を越え、あのとき機内で知り合い、ともにオーロラ体験をした京都の、今は亡き友のことを歌った「紅い灯ゆらり」がなんとも今回の空気に良く合いアンコールをいただいた。最新作の「PU・KA・RI」もしっとり会場に響き…。

さらに今回はタンゴの5連メドレーを披露。フランボーはシャンソンやタンゴの似合うお店。その空間に合う選曲にしたかった。お酒や音楽、おしゃべりの好きな紳士たちが集い、またわが京都時代に出会った素敵な仕事仲間と再会を喜びながら…。さらに東京からわざわざお出かけいただいた皆様、そしてわが生涯上司やそのお友達にもご参加いただき…。京都開催にふさわしい盛り上がりとなった。
ライブのことを知らずにたまたまお店に来られた常連さんが演奏をはじめて聴いてくださって「心のある歌ですね。感動しました」との感想をいただく。
秋の京都は小雨。これもまたよし。素敵なひとときをいただいた。フランボーが元気に営業してくれる限り、ここでまた続けていくことの意味を自分に言い聞かせ、店を後にした。後日、忙しいなか当日ライブに来てくれた元部下のTくんよりメール。「・・・・今尾さんは僕の永遠の上司ですから」京都には永遠の上司もいて、また自分をそう思ってくれる人がいて…。第二のふるさともありがたい。思い出すだけでじんわりしてくる…。

準備から後片付けまで、タンバリン演奏などお手伝いいただいた田村昭さん 桑畑麻耶さん、今野誠一さん、新村崇さん、美味しいリーシェを参加者全員へ差し入れいただいたバイカル社長のジェームス川勝さん、そしてご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。


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