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No.28

長崎の観覧車とイチゴ

2009.12
投稿者:Mahsa&長崎農業青年 朝長さん

講演で生まれて初めてたずねた長崎の町にも巨大観覧車が。
それは地上に立つのではなく、ショッピングモールの屋上からそびえたち、大空を仰ぎながらゆっくりと回転している。
この観覧車が見える 隣の建物(ブリックホール)で農業青年たちとのコミュニケーション勉強会。
「窓に見えているあの観覧車のような存在になりたいと・・・」と現物が横に見えるとトークも弾む。
今回長崎では、長崎の地形、位置、そして歴史からそこに住む人たちの暮らしが育まれることを勉強させていただいた。
「地形的に傾斜が多く、平地がない分、農業に適していないからこそ、そんな悪条件でどうするかを考えるから、いいものができるんですよ。」という彼らのコトバが耳に残る。
そう、悪条件だからそこで生きるためにがんばる、工夫する。
その生き方が強さになる。今の日本は全体的に「のほほん」としすぎているのでは?と思っていたけれど、そうではないということを教えられた。
長崎の観覧車は海に向いて、世界に向いて、自らの生の強さを示しているかのようだった。
この場所に導いてくれた農業青年が創るイチゴの味が忘れられない。

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