2007.3



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No.22
新年は対岸の観覧車に見守られ・・・

投稿者 Mahsa

香港島の岸に立つ観覧車。
きっと間近に見ればそれなりにデカイに違いないが、香港も高層ビルの町。
観覧車だけが際立つということはなく周囲の風水?ビルたちといいバランスにある。
昼間の顔、夜の顔。
観覧車は夜ひときわ輝く。くるくると回り続けるその様を追いかけているだけで時間が過ぎるのを忘れてしまう。
中国式?のど派手なライティングやイルミネーションとともに、新年を祝う観覧車。
四角い、長いビルばかりが目につく都会で、丸い存在はバランス的にもよい。これも風水的に必要であったのかもしれない。
いつも世界のどこへ行ってもこのルーをみつけるたびに、自分の分身がその地にできたような気持ちになる。
そこに観覧車を創る人の気持ちは何だろう?時代の、幸せの、平和のシンボルであろう。
スターフェリーに乗り、ずっと観覧車を見入っていた。九龍島から香港島へ向かうとき、香港島から離れるときそして九龍島からも対岸を眺める。
世界が平和であるように、そして明るく元気な新年を過ごせるように。
そして、周囲にとってバランスのよい存在でありたい。
そんなことを願う新年のスタートであった。