7年間、一緒に仕事をした仲間たち。
最初に、近いとはいえ、外国の仕事。
言葉も通じないのに、仕事なんてできるのかなと不安がいっぱいであったのに、気がつけば台湾に多くの仲間が・・・。
日本の市場を、ビジネスを、文化をいかに伝え、役に立ててもらうか。
世界でもっとも日本に興味をもってくれる台湾の皆さんに、日本のことを知ってもらうため日夜、さまざまな情報を発信し、人や企業を紹介させていただいた。
その成果が出たかどうか?コンサルタントの仕事とはその結果が明確に出ないことも多いが、明らかに7年間よりも、彼らが成長したことは誰の目からも明らかである。彼らが台湾ナンバーワンの企業として躍進を続けていることは、黒子のひとり?として、大きな誇りである。
毎月1週間通った当初から数えて何度台湾へ足を運んだことか。また彼らの日本訪問時にいろんなところへアテンドし、ともに日本を学んだ。
このたび、最後の講演があり、そのとき思わず、「がんばること(加油」についてのメッセージを伝えようとしているとき、つい涙声になってしまい、言葉につまった。すると、若い社員たちが、拍手を送ってくれた。それこそ「がんばれ!」の意味だったのであろう。
講演後、みんな写真撮影を希望してくれたり、一緒に食事をしたり・・・。
台湾で仕事ができたことで学んだことは、「その気があれば伝わる」ということ。私には何のとりえもないが、「一生懸命」ということを彼らはいつも理解してくれていたようだ。
国を越えて、コミュニケーションをすること。懐に飛び込んでいくことの勇気をこの仕事を通じて、いただいたと感謝している。
さて、このご縁は終わったのではなく、さらに発展していく。台湾をはじめ、世界の仲間との関係づくりを、新たなフェーズに生かしていこうと思案している。台湾の仲間たちへ、本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしく!
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