心の観覧車を「出会った人々」の交流という形にしてみたらどうなるだろう?
そんな発想で、マーサ流の「異文化・異業種・異人交流サロン」を開催することにしました。これはオープンな倶楽部ではなく、主催者(Mahsa)が主旨をご理解いただき参加・ご協力いただける人々に呼びかけをし、行うというものです。
別名「非定点コミュニケーションサロン」です。

 
 

 
   

台風接近の中、パリ祭と祇園祭で「W」な時間を

京都は私の青春時代の故郷であり、今でも出張その他で縁の深い町です。
その京都の夏といえば、祇園祭。そして大好きなパリと京都はとても似ている…昔からそんなイメージをもっていたせいか7月14日のパリ祭に、京都でマーサ倶楽部を開催するというのはとても素敵な組み合わせで、世間が三連休というのもすっかり忘れて計画してしまいました…。
日が近づくにつれ、いろんな事情で参加できないという連絡が続出、もしかして今回の計画は無理があったかも…と反省もしたのですが、人数の多さではなく、集まってくださった方にとって最高のおもてなしができれば、それでよい。参加者の数ではなく、交流の「質」を大切にしよう…。とそんなことを思いはじめた瞬間から、気持ちが楽になり、さらに前日から台風接近の知らせも入り、ますます、その思いが強くなりました。
また、参加できないけれどといって、いろんな物資?を送っていただいたり、準備のお手伝いをしていただいたりエールをいただいたりと、参加するというのは別に当日会場に来るということだけでない。マーサ倶楽部はそんなすべてを含めての「交流」の場になっているということを改めてありがたいと思うようになっておりました。
どんな状況であっても主催者はよほどの急病でない限りは予定を決行する。そして、いろんな状況を乗り越えそこにおいでいただいた方には、感謝を込め、心の限りを尽くしておもてなしをさせていただく。それがマーサ流のコミュニケーションであるべし!ということを今回念頭に置き、京都へ向かったのでありました。

当日は天気予報どおりの雨。足元の悪いなか朝早くから私は諸準備のため前日から借りていた店の鍵をもって会場に向かいました。
勇んでいったのに、酒場の朝は真っ暗で(電気の位置もわからず)手探りで探す鍵穴は入れ方を誤ったせいか、ぜんぜん開錠できず1時間も汗を流しながら奮闘。ママを呼び出し、なんとか店を開くことができ皆さんからいただいた協賛品を袋詰めしたり、準備に追われました。そのうちに応援団が集まってくださりなんとか予定どおり3時に25名の参加をもって開会することができました。

今回は、「パリ祭」ということで、自作のシャンソン風グラン・ルーのテーマ曲の演奏からスタート。
そしてビールの乾杯に次いで、丹波ワイン「グラン・ルー オリジナルラベル」をお楽しみいただきながら、和やかに歓談いただきました。
今回のお品書きは、新潟の仲間たちから寄せられた「十全なす」のお漬物、「南蛮みそ」ときゅーり、鮭のおつまみ、豆菓子にはじまり、参加者から差し入れいただいた「東京ウインナー」、ワインに合うチーズケーキ、徳島からの珍味「あわ紅豆腐」が登場したり、祇園祭限定のお寿司などなど…大人のお酒時間には欠かせない美味しいおつまみがずらり並びました。
今回は、私の京都時代のおつきあいをはじめ京都の関係者に集まっていただいたこともあり、クリエイター・出版業界の方の参加が多く、この分野での交流・情報交換もさかんでした。
そんななか、「祇園祭・台風・マーサ倶楽部」をテーマにした川柳大会を開催(初企画!)、ほろ酔いから生まれた楽しい作品が集まり、プロ編集集団PHPの皆さんに審査いただき、会場は爆笑の渦に包まれました、(このホームページで作品を掲載しようかと思いましたが読み返すと恥ずかしく、想像にお任せすることにします)
またこの日は「パリ祭」ということで初のシャンソンの弾き語りをお聴きいただいたり、恒例のチャリティオークションも実施、今回は当会のために作ってこられた大理石のオブジェなるお宝も登場したりと、思わず、鑑定団のノリもお楽しみいただきました。
さらに、今回の参加者の中に、記念すべきバースデーの方もおられ、バイカル特製のケーキで一緒にお祝いをしたり、この秋結婚されるカップルもおられ、一緒に乾杯をしたりと、ハッピーコミュニケーションを地で行くひとときを過ごすことができました。
楽しい時間を過ごし、台風が来ないうちにと、皆さん家路についていただきました。

コミュニケーションとは感動を伝えること。感動を共感すること。そんな場を今後も地道に作り続けていければと思います。
今回集まっていただいた皆さんが、ずっとずっとお元気にハッピーでそして、またお会いする日が来ることを心より願っております。
そして、自分の第2の故郷である「京都」でのご縁を生涯、大切に育んでいきたいとの思いをより一層強くした次第です。

今回、チャリティオークションで集まった78,000円のお金を乳がん早期発見のための「ピンクリボン運動」に寄付させていただく旨、ご案内しておりましたが、この倶楽部の翌々日、またもや新潟県に地震が起きてしまいました。
よって、この集まったお金を半分ずつ、ピンクリボン運動のJ-POSHさんへの寄付と、新潟県中越沖地震への義援金として活用させていただきますこと、ここで報告とお断りをさせていただきます。
世界中が安心で健康で、幸せでいられるように。
改めて痛感する三連休となりました。

ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
                          マーサ倶楽部 主宰 今尾昌子

■第6回マーサ倶楽部にご協賛・ご協力いただいた方々・企業様
(企業は敬称略・順不同)
モスフードサービス株式会社
大塚食品株式会社
サントリー株式会社
CJジャパン株式会社
PHP研究所
株式会社ワコール
株式会社バイカル
新潟市
エスマート
内山藤三郎商店
佐藤三和子 様
大井弘三 様
田村 昭 様
西成田恵様
合田菜穂子様
白石真吾様
大手照雄様
チャリティオークションにご提供いただいた皆様
フランボー

 

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