心の観覧車を「出会った人々」の交流という形にしてみたらどうなるだろう?
そんな発想で、マーサ流の「異文化・異業種・異人交流サロン」を開催することにしました。これはオープンな倶楽部ではなく、主催者(Mahsa)が主旨をご理解いただき参加・ご協力いただける人々に呼びかけをし、行うというものです。
別名「非定点コミュニケーションサロン」です。

 
 

 


 2年前の夏。新潟との再会がありました。その前後に水害、震災が続きました。その天災を乗り越え、新潟の人々が元気にがんばっておられる姿を見て、自分もかげながら応援をしたいと思い、早2年の月日が経ちました。
昔からの仕事仲間の紹介で、新潟を拠点とした仕事がスタートし、これまで出会うことのない新たな
分野の人たちと出会い、一緒に仕事をする機会に恵まれました。
新潟人の気質は大変まじめ。ものづくりをさせたら、日本一といっても過言でないぐらいこだわりのものづくり精神をもっておられます。
そこに、私のようなコミュニケーション人間!が出現。素敵なもの・人同士をつなぐ、結ぶことでそれらはもっともっと輝きを増していきます。
そんな思いを込め、またいろんな企業や人々とのご縁をいただいた新潟へのお返しの気持ちも込めて、私が出会った「新潟」をテーマに、第5回マーサ倶楽部インにいがたを開催いたしました。

ホテルで行うという案内に、参加者は「一体どんな格好をしていけばいいの?」そんな質問からチャリティオークションに出す品の相談まで…。いやー、新潟県人はまじめと再認識をしました。

当日集まっていただいたのは50名。自分の本拠地でもないのに、よくこれだけ多くの方々がおいでくださったものだと、今思い出しても胸が熱くなります。
当日は美味しいホテルオークラ新潟のご好意で、美味しい! 新潟の食材をふんだんに使った お料理にフリードリンクを楽しみながら数々のアトラクションをお楽しみいただきました。
まずは、奈良在住、私めの幼なじみの作曲家 三船麻理氏が作った「朱鷺の舞」という曲にあわせ、佐渡出身の早苗さんが見事な舞をご披露。朱鷺を思わせる白に金刺繍の着物が実に美しかった…。このあでやかな舞に続き、参加企業のアトラクション。
会場内に作ってしまった畳三畳の和室に簾戸。高橋建具製作所の高橋社長と山家さんが せっせと作ってくれた小津安二郎の世界。なんとも凝った演出に会場は騒然。かと思うとその和室に置くちゃぶ台を、手作りで、その場で実演してしまう 手作り家具の会社ストーリオの木村社長…。続いて、被災地のご苦労を乗り越え、防災士の資格をもって日本中に防災・救済の道を実務でもって教え解くホリカフーズの別府さん。食どころ新潟ということで米粉商品の開発で新しいジャンルを切り開く松屋の松野さん、滋養おやつと題して、お年寄り向けの甘酒プリンを開発したはっぴーとの遠藤さん、こだわりの高橋米店さん…続いて、今問題になっている無気呼吸症候群の試験薬を開発している 新潟スリーブラボの堀さんより商品紹介。

などなど真面目な企業紹介が続くなか、政令市・サミット誘致で日夜お忙しくご活動されている新潟市の篠田市長もご登場。ビールで酔っ払う前に、ひとこと市長の「シティ プロモーション」への熱き思いを語っていただきました。その後、市長にもご参加いただきながら、プログラムはカクテルショーへ。まずは新潟県庁の山田バーテンダーの腕試し。

「サミット」をテーマに各国をイメージしたオリジナルカクテルをご披露いただき、最後に新潟と横浜をイメージしたカクテルができました。次のは、カラーセラピーカクテルショーということで四季の定期便の白鳥さんとカラーコラボレーションMの飯塚さんのコラボによるオリジナルジャム(コンフィチュールというのが正しい?)を使ったきれいなカクテルとその色にまつわるカラートークをいただきました。今回、マーサ倶楽部用に特別に作っていただいた「いまおロワイヤル」という紫のカクテルは、感動しました。それぞれに試飲いただき、 会はますます盛り上がりました。(新潟の人は本当にお酒をよく召し上がりますね!)

次に、新潟ミュージシャンのプログラムでは、いつもお世話になっているNICOの前田さんがピアノ演奏をご披露、みなさんのあたたかい拍手で盛り上がり、次には新津からおいでいただいた岩城さんチームより震災後に作られたメモリアルオリジナルソング「愛するひとと」等を熱唱いただき、さらに「佐渡おけさ」の民謡版から「佐渡おけサンバ」(三船麻理作)を全員でダンス…。息も絶え絶えに、本日のメインイベント。
新潟出身のマジシャン ミスタークロッキーとマーサの「にいがた初 マジックライブショー」を上演。参加者はステージの前に体育すわり? をして、楽しみました。
地元で、思い出の場所万代橋の会場でマジックを披露するクロッキーさん、いつもより、さらに熱が入った素晴らしいアートでした。

ここまでで、すでにホテルで予約していた時間はオーバーしておりましたが、そのまま マーサ倶楽部名物? チャリティオークションを行い、売り上げを新潟県の震災義援金、新潟市の社会福祉協議会、対がん協会ほほえみ基金、ピンクリボン運動NPO法人J−POSH(乳がんの早期発見運動を啓蒙する団体)へ分割して、寄付させていただきました。
また今回は新潟県内のみならず、関西・関東方面からわざわざおいでいただいた方もあり、大感激でしたし、地元の新聞記者さんも駆けつけてくれて、その場で取材され早速、参加企業が新聞掲載にもなるという一コマもありました。

気がついたら22時を回っており、「新潟でこんなパーティーは初めてだ」とどっちともとれる感想をいただきましたが、ともあれ、参加者が全員「参加」し、存分にコミュニケーションした楽しい夏のひとときとなりました。

心の観覧車を新潟でも…。
「また継続してください」「楽しかった」「世間は広いということがよくわかった」などの感想をいただきました。どこまでも、いつまでも自然体に前に進みたい。ただ、ここで出会い、ともに感動したという事実を忘れることなく。

新潟の皆さん、ご協力いただいた企業・個人の皆様に改めて御礼申し上げます。猛暑はこれからです。元気に、熱く、この夏を乗り切りましょう。またお会いできる日を楽しみにしています。

心から、ありがとうございました。

マーサ倶楽部主宰
今尾昌子

■第5回マーサ倶楽部にご協賛いただいた方々・企業様(敬称略・順不同)
モスフードサービス株式会社
大塚食品株式会社
株式会社アマタケ
株式会社ネクシィーズ
株式会社ポピー
株式会社ワコール
株式会社PHP研究所
株式会社プラザスタイル
銀座書斎倶楽部(銀座文具株式会社)
株式会社ホテルオークラ新潟
株式会社CJジャパン
上海錦江飯店
株式会社ホワイトキャッツ

エスマート
株式会社ホリカフーズ
株式会社金升酒造
株式会社魚沼冷蔵
株式会社新潟銘醸
株式会社はっぴーと (東洋クリエート)
株式会社松屋
株式会社エヌ・ピー
株式会社コラボ
株式会社ストーリオ
有限会社高橋建具製作所
高橋米店
夕日コンサート事務局
株式会社第一印刷所
四季の定期便
カラーコラボレーションMU
株式会社新潟スリープラボ
小池ろうそく店
株式会社バイカル

三船 麻理様
佐渡 早苗様
民謡の坂井様

岩城和男様と新津ミュージシャンの皆様(山崎様・渡辺様・青木様)
西成田 恵様
黒崎 正博様
合田 奈穂子様

新潟県
財団法人にいがた産業創造機構
新潟市

ホスピタマンの皆様
(阿部 正喜様 山田 治之様 中村 優介様 前田 勝哉様 松川様 別府 茂様
遠藤 剛史様 小田島 美智子様 松川 正伺様 畦上 義弘様 )

〜大変ありがとうございました〜

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