定期的に行っていたミニライブ以外で、新潟でのライブは通算８回。うちモノリスでのディナーショーは５回目を数えることになった。ディナーショー演奏はもちろんのこと、会場演出も、お料理も、アトラクションも含め、非日常空間をいかに創りだすかがひとつのポイント。また初めておいでの方にはもちろんのこと、多くおられるリピーターの方にも新たな感動を持ち帰っていただくことがわがミッションでもあり・・・。

今回はサードアルバムをショー全体のテーマにということで、お料理も同テーマで企画。前回までお世話になった岸谷シェフに代わり、今回新たに担当いただいた小樋山シェフにオリジナル料理を考えていただき、素敵な一夜限りの特別メニューが完成。 今回は五泉のアロニア、なんばん味噌、小千谷の塩麹、みどりのラー油、南魚沼の白モツといった新潟県内のご縁ある方々のご食材を使い、色、味わい含め、感動的なお料理に仕上がった。（小樋山シェフ、大変ありがとうございました）

そして今回は、新たなコラボ企画として、障がい者アートを町で楽しめるようにと活動準備をされている、「まちごと美術館」ＣＯＴＯＣＯＴＯさん・障がい者雇用に力を入れておられるアビリティ燕のトムソーヤさんに参加いただき、会場内・ロビーにて多種多様な素敵な作品を展示いただき、これまでと違う空間づくりを行った。

お料理・音楽そして絵画や書。いろんなセンス、タレントが融合する世界は唯一の美しさとインパクトがあることを改めて実感。さらにショーがはじまる直前には、これから訪れる新潟の冬を美しく映像に収めたＤＶＤ（ＢＧＭのピアノ演奏は私が担当）を上映、季節感たっぷりに非日常性とライブへの期待感を高める工夫など行ってみた。 そして、演奏開始。1部はおなじみの曲でワルツ中心にプログラム構成。お食事をとりながら音楽を聴いていただいた。和洋さまざまなワルツを演奏しながら、この１，２，３のリズムには喜怒哀楽さまざまな情感を込められることもお伝えする。ゲストは前回の東京ライブに引き続き尺八演奏家の鯨岡徹さん。8年以上ご一緒してきたおかげで息も気も？ ぴったり。こちらの無理なリクエストにも柔軟に対応いただき、今回もいい感じの音色を会場に響かせていただいた。

2部は私のオリジナル曲を中心に演奏、途中には噴水ショーも交えたアルゼンチンタンゴメドレーを演奏。ライブハウスでのそれとはまた異なり、噴水と照明の効果で演奏がさらに豪華になり、ショーも最高潮に・・・。

そして最後には今年を振り返ってのメモリアルソング。ということで、「アンソロジー」と「かもめりぃ」。いずれもサードアルバムに収めた愛の歌でご好評をいただいている曲。それらを心を込めて歌い、会場の皆様にも熱心にお聴きいただいた。会場がだんだん一体になっているのを演奏しながら実感した。ラストナンバーは新潟で生まれた「みず つち ひと」を皆さんと一緒に。そして「アンコール」の声もいただきながら、名残惜しくショーはＴＨＥ ＥＮＤ。

その後、ご提供いただいた素敵なプレゼントが当たる抽選会を実施し、参加者同士の交流を深めていただいた。

・・・・・・・と、ちょっと早いクリスマス、忘年会モードのディナーショーではあったが、定員を超えるお客様に足をお運びいただき、一緒に盛り上げていただけたことを、とてもうれしく想い、新潟への思いがさらに募る一夜となった。

いつまでできるか、わからないが、求められる限り足を運び、そのご縁のなかで次回また実現できればうれしい。

・・・・・早速寄せられた感想より(お寄せいただいた皆様　ありがとうございました)