講演や現地視察の依頼もあり、韓国に毎月足を運んだ。飛行機に乗ればわずか2時間で到着。このもっとも近い外国である韓国は、食の宝庫であると再認識。ハンバーガーショップをはじめとしたアメリカンファーストフードは今や飽和状態、カフェが成長。シアトル系だけでなく、テイクアウトが好まれるソウルではスタンド式のカフェが乱立。しかし、私の心を射止めたのはこういった西洋式のフードではなく、韓国伝統式の食事である。
朝はチゲ味噌汁にキムチ・ごはんからはじまり、野菜たっぷりいただける、色とりどりの韓国食は日本人にとても合う食事である。焼肉しか知らない人には、ぜひ一度現地を尋ねてみてほしい。家庭でキムチを作ることは少なくなってきたというが、それでも、「お母さんの手がキムチの味を作る」といわれるぐらい、キムチの味は家庭・店それぞれに異なる。最近、ソウルに韓国料理のファミリーレストランがオープンした。親子三代がいける店であり、驚きは子ども専用のビュッフェがあることだ。食育が課題となっているのは日本だけではない。むしろ、隣国に学ぶ文化・慣習・ビジネスはたくさんある。