2013.2 長崎
先端」というのは、こんなにも外からの影響を受けやすいものなのか。内陸に生まれ育った身としては、港町という存在に興味が湧く。ポルトガルをはじめとした欧州の文化を取り入れた土地。国内のキリスト教について語るには、この町なしには語れないであろう。本で読んだ、子供のころから聞いてたさまざまな伝説や、慣れ親しんできた食べ物たちが、歴史とともに風化せず、存在している。長崎は私にとって、歴史国際都市である。さるきながら、胸がいっぱいになる。日本のようで日本でない。香港かマカオへ来たような気持ちになる。ちょうど、時期はランタンフェスティバル。歴史はまだ浅いこの祭りであるが、長崎は日本のどことも違うコスモポリタンの歴史港町であることを象徴している。今、国内でもっとも郷愁を覚える町のひとつである。
原爆の体験、殉教・・・悲しみの歴史を乗り越えて生きながらえてきた町ならではのなんともいえない強さも感じるのである。苦労や経験が生きるものを成長させてくれている。改めて先人たちに感謝をしたくなる、そんな町である。

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