人生、まさに心の旅。

今、旅がブームである。
しかも長いブームだ。大人も若き人たちも、、、。

何をするのが旅だろう。
普段住む場所を離れ、日常と違う景色を見てその美しさに感動し、
そこで美味しいものを食べて、泊まって、
そこで普段合わないような人との出会いもあって、
そこで記念のお土産を買って・・・・・。
一言で言えば、非日常の時間を過ごすことが旅だろうか。

私は最近、ビジネス以外で、どこかの町に行く場合、それは
カラダが動くことで、心が動く。そのことが旅の意味、醍醐味ではないかと
思うようになった。

心が動くこと・・そして、自分を見つめ直したり、人生の来し方を、行く末に
思いをはせること・・・が旅。
だから、家でもしようと思えばできるのかもしれないが、
日常のなかではなかなか、そんな心のゆとりがもてないから、
普段と違う場所に自らを置き、自らをみつめる。
それができるのが旅。

だから、私は基本、旅はひとりでするものではないかと
思っている。
もちろん、二人でする旅も楽しいが、
ひとりの旅とはちょっと目的が違うのだと思う。

最近 まさに「心の時代」というEテレ番組で、不思議な元僧侶の
半生を知った。
若いときに、放浪しながら、瞑想の道に導かれ、
宗教を学び、その後得度しつつも、国内の寺の修行で満足できず
ミャンマーへ行き、さらにはカナダへ、英国へ・・。
瞑想を極めた立派な僧侶・・。
が、ある日、俗還の道を選ぶ。
そして今は、メンタルフルネスやスピリチュアルケアなど、
瞑想で得たことを終末医療に生かし、仏教系の大学他で
教鞭をとっている。

その元僧侶の人生こそ、心の旅の人生だと思った。

いろんなところへ動き回ることで、自分の道が見えてくる。

そういう旅は意味がある。
放浪は究極の旅。
ちょっと、最近憧れる。

とにかく、人生は旅。どうせなら、豊かな旅をしたい。
美味しいものを食べること以上に
心に響く、心が震える、自分の道につながる、
そんな旅を続けたい。

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