永遠のわが学び舎。

京都の会社を退職して、今年で20年になる。
その間、当時の社長から役員、そのほか上司のみなさん、得意先のみなさん。取引先のみなさん、
そして後輩・部下のみなさん・・・にいたるまで、ずっとおつきあいをいただいている。
気が付けば、わが人生でこの会社員時代にいただいたご縁が、今日の自分の基盤になっているような
気がする。
等身大の自分、その当時から今につながる自分のことを優しく、あたたかく見守ってくださっている方
たちの多くは、この会社員時代に出会った方たちである。
だから、もう30年以上のおつきあいの方もいて・・・。先輩方が高齢になり、いろいろ心配でもある。

このたび、先輩後輩たちと久しぶりに再会、ゆっくり交流する時間を得た。
その当時の戦友だったともいえるし、盟友だったかもしれないし・・・
今、思えばファミリーのようなものだ。

「全然変わってないな~。」
「成長したね~。えらくなったね~。」
「大変やね~。」

ある意味、同窓会でもあるし、成長の確認の場でもあるし・・。
とにかく、今も昔も変わらず、愛らしい後輩たち。
いいおっさんになっていても、私の中では変わらない。

そして、その時代にした仕事をいろいろ思い出す。
ああ、あのときの苦労のおかげで・・・と思うことばかり。

お金をいただきながら、勉強をさせてもらっていたような
そんなありがたい会社員時代。
私にとっては、小学校・中学校・高校・大学の次に通った
学校のような存在でもある。
そこでは、実社会の厳しさ、競争、社会人生活というものを
学び、いろんな経験をした・・・。

「・・・・人生はミルフィーユだと思うよ。」
そんな会話にも、後輩が食いついてくれた。

みんな、会うごとに経験を積んで、いい大人になっていく。
その過程に触れることができ、自分ももっといい先輩として
恥ずかしくない人生を生きないと~と
背筋が伸びるひとときでもある。

わが京都時代は、やっぱり第二のふるさとと思うだけあって
濃厚すぎて、思い出も数限りなく、そして
歳を重ねるほどに、有り難い。
これはひとえに、つとめた会社という、学び舎のおかげだ。

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