夢運ぶ人を悼む。

その京都にあるアニメの制作会社のことは知らなかったが、アニメ好きな知人に聞くとその世界では、全国でも著名であり、東京以外で、まさに地方から作品を発信しようと活躍。世界からも注目、支持されていたいたとのことで、今回の大惨劇はアニメファンの方にはたまらないし、私のような一般の者にも、ショックすぎて言葉が出ない。
たまたま、出張した先がその会社の近所にあったため、余計に本当にこんな静かな町で、そんなありえないことが起きたのだろうか?それは現実の話なのだろうかとずっと思っていた。
悲しいことに、これは現実であり、何の罪もない、夢に生きるクリエイターたちが多数亡くなられてしまった。怪我をされた。
ご本人、ご家族、そしてここまで人を育て、京都からアニメを!と奮闘されてきた社長の胸中を想うと、胸が締め付けられる思いだ。
作品も、人も・・・。かけがえのない命がなくなってしまったのだ。

アニメとは仮想の世界。実写以上に想像を掻き立てられ、もうひとつの世界に自分が生きているような気持ちになれる。
現実からは逃げられないけれど、こんな世界も見られるよ。考え方もあるよ。と生きるものにメッセージを与えてくれる存在だと思う。
文学のように重すぎず、軽いタッチで自然に作品に入り込めることも特徴だと思う。
そんなアニメ。そのファンがバーチャルとリアルの世界がわからなくなり起こした事件なのかどうか?は定かではないが、可能性はあると思う。

ゲームをする、アニメに接し続けることで、人生もバーチャル化してしまう
こともあるかもしれない。
バーチャルを楽しむのももちろんいいが、リアルとの区別ができなくなったり
人を簡単に殺せるとか思ってしまうのは、本当に怖いことだ。

生きているのはリアル。死ぬまでリアルだ。

アニメを、バーチャルをいい距離感で楽しむことで、リアルな人生をよりプラスにしていく。夢を与える作品とはそういうものだと思う。

とにかく、本当にお気の毒で、言葉がない・・。

人々に夢を与える仕事を選び頑張っておられたクリエイター。このたび被害を受けた皆様のことを思い浮かべ、こんな異常すぎる事件が続いて起きているこの日本が早く変わること、本来の人間らしい社会になることを心より願っている。

お亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りします。

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