一人何役もやりまっせ!

ある企業様主催の会食を兼ねたセレモニーイベントのお手伝いをさせていただいた。新社長就任のお披露目と、来る周年記念に向けてのお客様をお招きしての「感謝の会」だ。
企画から一緒に練り上げ、何度も何度も打ち合わせをした。その主催企業にとって、何十年に一度といってもいいぐらいのビッグイベント。
みんなで創り上げるというプロセスが大変重要だ。

今回は、プロセスは黒子であったが、当日は司会と会食時の生演奏を担当した。
司会者は、ご参列のみなさんに顔を向けて話すので、すぐわかるが、ピアノ演奏は背中を向けて弾くので、気づかない人も多い。
気づこうが、気づかれまいが、どちらでも良い。
両方の役割をひとりで果たせることを楽しみながら、行う。

司会は司会で会を進行、演奏は演奏でムードづくり、盛り上げに役立てば・・。

演奏しながら、会場を振り返りつつ、お客さんの様子を見ていたら、あるお客様がずっと自分を見ていることに気づき、目が合う。
「あ、司会の人がピアノ弾いてる」という感じだ。その人はずっと私の演奏を機にかけてくれていた様子。

そして、この会がお開きになり、お客様がお帰りになるときに、その方が歩み寄ってくださって、「司会とピアノと両方やられるんですね~」と大変興味をもって話しかけてくださった。その方もミュージシャン経験もあるようで、音楽で仕事をするということについてのお考えもあるようなご様子。

司会だけ、演奏だけ ではない、両方やるというところがいい!とその方はおっしゃっていただき、また近いうちにお会いすることになった。

ひとり一役の時代でなくてよい。自分ができることはなんでもやればいい。
何でも、何役でもしまっせ。これこそがコミュニケーションクリエイターの進む道。これからも、わかる人にはわかる稀有な道を進んでいきたい。

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