エコから生まれる素敵な感動

この写真は何だ?と一瞬思われるだろう。ピンクのエコバッグ。どこで売っている?いや、売っていない。地方のあるハンバーガーショップの食器返却場に
畳んで何枚かカゴの中に置いてあったものを1つ、いただいてきた。
それが入っていたカゴに「キャンペーンの幟旗で作ったエコバッグです。使っていただける方、ご自由にお持ちください」と書いてある。色はピンクだけでなく、緑だったり、赤だったり、黒だったり、色とりどりのバッグが数個入っていた。一見、何かわからないが、気づけばびっくり!まじ?思わず広げたくなる。
すべて期間限定のキャンペーンで使った店頭用の幟を再利用してあるのだ。偶然気づき、興味をもったお客さんは持ち帰るが、目立つようには置いていないので、今回、気づいて本当にラッキーであった。
「誰がつくられたのですか?」「奥でハンバーガーつくっているパートさんです」とお店の人が微笑みながら教えてくれた。
その人の仕事はオーダーされたハンバーガーをつくることであり、エコバックをつくることではないだろうが、きっと「キャンペーンが終わったら捨てるの、もったいないね~」というという感じで、この取り組みがはじまったのだろう。
「すごい、いいのできたね~。じゃ、お店においてみる?」そんな流れだろうか?マニュアルにないおもてなしだ。そこに手先の器用なパートさんがいて
くれて、処分されていく幟たちをもったいないと気づいてくれて、それに感動してお店で置かせてくれた店長がいて・・。と、あれこれ、勝手に想像したら楽しくなる。この協力・共感体制が素晴らしい。

近々、お店の人にお礼を言いに行こうと、思っている。なんだかこれをもっているだけで、その人の気持ちが伝わってきて、とても幸せな気持ちになるのだ。
そして、またあそこに行こう、行きたいと自然に思うのだ。そして人に「こんな、いいことがあったよ~」と言いたくなる。
また行きたいと思う店には、このような手作りのサプライズがある。
マニュアルにないからこそ、感動する。自発的な、なんだか楽しさが伝わってくる行動・・。想像しただけで、シアワセになる。

おもてなしとは、コミュニケーションとは・・この拡散の時代だからこそ、よりアナログであってほしいし、ぬくもりある、心のふれあいであってほしい。
あたたかい心に触れるだけで、人はシアワセに元気になれると思うから。


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