フリなし人生がいい!

役者という仕事は、自分と違う人間になりきって、ひとつの物語の中を生きる、それを観客に見てもらうという仕事。
やりがいはあるし、とても難しい仕事で、周囲の役者さんたちを見て、その仕事に向かう努力には、本当に感心しきり・・。

一方、フリをするというのはまったく違う。

実際とは違う自分を演じるということでは一見同じかもしれないが、やはり違う。たとえば、言いたいことがあるのに、

本当は怒っているのに、そうでもない顔をして、喧嘩にならないようにする場合、あるいは体調が悪いけれど、そうも言っていられないので元気のふりをしてなんとか仕事もやり通す、あるいは、本当は反対意見だけれど、立場上やむを得ず賛成意見のようなフリをして、その場をしのぐ、知らないくせに知っているフリして・・・ということはよくありそうだ。


そう、フリというのは、どの場しのぎ、対処療法のひとつにすぎず、またこれはちょっと疲れる。
できるかぎり、日々、フリをせず、素直に自分のありのままで生きられたらいい。でも、この競争社会では、ときにはそうしないとやっていけない。
フリをし続けると、本当に自分が見えなくなったり、あとでつじつまが合わなくなるかも・・。

できる限り、自分を生きるときは素のままで・・そういう自分も時にはお腹が痛くても、笑って話していることもあるのだが・・。

まあ、ウソなく、自然体でいくとしよう。

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