爆破せんといて!

いやー、またまたびっくり事件に遭遇。
京都出張中、バスで京都駅に向かう途中、烏丸七条付近で複数のパトカーを発見。そして京都タワーの横を通るときに、普段と違う空気を感じた。タワーの1階全体が黄色い立ち入り禁止のテープで囲われて、中にいる人たちが外へ出されている。ちょうど信号待ちでその様子が真ん前に見えてきて、何がおきたんだ?と思わず、バスの運転士さんと会話してしまう。
もう京都駅なので、すぐ降りるためにバスの一番前に立っていたのだ。
警察のアナウンスが流れてくる。「ただいま、京都タワーに爆破予告があり、館内を封鎖しております・・・」耳を疑う。映画ならともかく、現実の場面でこんなアナウンスきいたことない。
「は?爆破?予告?まじか」思わず、運転士さんと顔を見合わせる。
SPのようなスーツ姿の警察の偉いお兄さんがまとまってビルの中に入るところも見え、緊急事態を察知した。
信号は関係なく動いていたため、そのままバスは終点京都駅に到着。
思わず、運転士さんに「気を付けてくださいね」と声をかけ、京都駅に降り立ったとたん、急にドキドキしてきて、この真後ろにあるタワーがあのワールドトレードセンタービルのようにいきなり爆発したらどうしようと思って、速足に歩き始めた。
ま、半分爆破はないと思ったものの、あの警察の動き方は、まるで来年に向けてテロ防止の訓練で鍛えられているせいか、迅速で慣れている感じであり、感心もしつつ・・。でも、本当に爆破されたら・・・。もはや非日常の京都時間。

速足で京都駅ビルのエスカレータに乗ったとき、「もし、京都タワーがなくなったら・・」と思えて、先日のパリのノートルダム寺院のことが思い出され、あかん、写真とっておこ。とすぐエスカレータを下りてタワー撮影。まさか、爆破はないと思うが・・・。でもこれが、もしかしたら最後の一枚になったら・・。
なんともいえず複雑な気持ちで京都駅正面をあとにする。

その2~3時間後、爆破はなかったことが判明し、心から安堵した。
最近、こんな事件も多く、警察の人たちにも、店舗の人達にも本当に大迷惑な話。
言葉だけでも、冗談でも、爆破なんて、絶対にやめてほしい。
パリのノートルダム寺院と同じぐらい、京都のシンボルのひとつは、やっぱり京都タワーなのだから。この爆破予告があったせいか、この写真がとても愛おしく思えてきた。
ここにも私の青春の1ページがある・・。
火事にもならず、事件にも巻き込まれず、京都の町はすべてずっとあり続けていてほしい・・。

それにしても、、、ああ、爆破されなくてよかった。

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