リーダーにとって、何より一番大切なこと

先日、面談の機会をいただいた、とある経営者。半世紀にわたり、組織を作り、育て、率いてこられている。その年輪は、その風格、表情に現れている。一目見て、この人は・・・と思わせる緊張感、それがオーラなのだろう。
その方との面談の機会をいただく。恐れ多く、厚かましいが、念願の時間を与えていただいた。
通された応接室で、緊張しながら待つ。そして、ドアが開き、ご本人が
おいでになる。挨拶をして、座って向かい合う。
はじまる会話のなかで、なんとも話しやすい、気さくな印象を受け、こちらも自然体でいられる。15分ほどお話しし、慣れてきた頃に、
「本当に、気さくな方で安心いたしました。やっぱ、お人柄なんですね」と
緊張が緩み、そんな一言が出てしまう。
すると、意外にもそこに反応された。
「そうなんですわ。経営者は、人の上に立つ人というのは、知力も体力ももちろん必要だけれど、人柄がよくないと絶対にあかん。何よりも、人柄ですよ。」
おそらくお話しした30分のなかで、もっとも力がこもっていた会話がここであった。

人柄・・。
前にも別の経営者の方から、同じことを聞いたことがあった。
人柄。これが人として一番大切である。
それは人に信頼されること、人に慕ってもらえること、人がついてきてくれること。
そうしたいと思ってもらえるには、やはり良き人柄が必須条件となる。

幸いにして、私が尊敬する、そして長くおつきあいいただいている経営者の方のほとんどが、まず人柄が魅力的。社内からも、社外からも愛される・・・そんな人物でないと、リーダーにはなれないのだ。
もちろん、リーダーでなくても、人として生きるには、人柄を磨いていくことが大切だ。

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