5月22日土曜日。その日は普段の土曜よりも活動モードを高くして、9時に銀座の会場へ。料理を載せるプレートからバンドの衣装やら…とにかく大量の荷物。タクシーで移動する途中、おもわず運転手さんに「あの〜、すみません。ちょっと歌の練習していいっすか」と車内で今日初めて披露する英語の曲を練習。カラオケタクシー状態。きっと運転手さん嫌だったろうにごめんなさい。
会場に着き、荷物を降ろし、鍵を開けて、さっそく本日の会場レイアウトを確認する。このスペースに果たして70名入って、料理もバンドもセットできるかなあ。ちょっと欲張った動員を反省…。しばらくすると、京都から本日のためにわざわざ前泊してくれた後輩が登場。そののち、お祝いのビールやネットショッピングで調達したワインが届けられる。会場準備もそこそこに、各企業や個人から寄せられたプレゼントを確認し、参加者へのお土産をセットする。そこには、夜なべして書いたサンクスレターもセットして…。あっという間にお昼をすぎ、バンドメンも集まってきて、楽器のセッティングに着手。
今回の会場となった銀座書斎倶楽部の主人は、自ら玄関や2階を掃除しはじめる。その間にボランティアのお手伝いさんたちも来てくれて、食べ物の買出しに行ったり、盛り付けを始めたり、ウェルカムボードが入り口に掲示され、だんだんイベントらしくなってきた。名札を用意して、受付の準備も万全。バンドメンは着替えも完了、音出しをはじめ、全員が揃ったところでリハーサル。「スタジオよりこっちの方がずっといいじゃない」地下に籠っているよりも、天井の高い空間の方が音が伸びる。演奏していても気分がよい。窓際から通行人が見ている…その視線にも慣れ、ちょっと快感…。その間にもさまざまな差し入れが届けられたり、何人かのお客さんは早めにご来場。
3時半を過ぎると急に会場が賑やかになり、ごった返した。受付を終え、中に入っておしゃべりを始める人、外でタバコをふかし、初対面同士なのに、もくもく仲間になって話している人、料理を運んできたお店の人たち…。いろんなことを想像していたが、すべてが一気に開催時間直前に集中。一瞬戸惑ったが、なんとか狭い会場にお料理も着地、お客様も中に無事入ることができ…
マーサ倶楽部は予定どおり16時(すぎ)に開会の運びとなった。主催者の挨拶にはじまり、普段兄として慕っているモスの櫻田社長からと、こちらも兄として敬っているGSの田村さんからそれぞれメッセージを頂戴した。お忙しいなかおいでいただけるだけでなく、かけがえのない心のこもったメッセージをいただき、心で涙。会場も緊張に包まれた。そののち、これまた田舎の兄(?)として大好きなコメスタの渡辺社長からユニークなトークで乾杯。「かんぱーい」!!元気にマーサ倶楽部がスタートしたことを実感。さて、その次は参加者全員のひとことスピーチ。なんてたって私聞く人・食べる人というだけではこの倶楽部は困ります。ちゃんとお互いにコミュニケーションしてもらうために自己紹介は大切な儀式(と主催者は思っている)。マイクリレーのごとく、70名が自分のことを順番に語り始める。へえ、こんな人も来ているんだあ。と改めて本日の参加者層に驚き、きょろきょろする人もちらほら。自己紹介タイムを終え、やっと美味しい料理とお酒を囲んでの歓談タイム。今回、お料理もなるべくお世話になっている店・会社に多く声をかけオーダーさせていただいた。なかには、自家製のおつまみを夜なべをして作り持参してくださる方もあり、感激! みんな美味しい美味しいといただいた。「追加の皿がありませーん」「ワインのカップはどうしたらいいんですか?」などいろんなプチハプニングがおきつつ、バンドメンもいつしか、ワインの栓抜き担当、ワインサーブ係と化し、せっせと働かされるはめに…。
そんな賑やかな歓談タイムのあと、ついにわがバンド「ヤンチャーズ」の出番がやってきた。ベンチャーズにはじまり、クラプトンの歌、そして主催者もキーボードに加え、今回は特別に?ボーカルを2曲担当。さらに全員で歌える曲も用意し、拍手やダンスまで飛び出し、会場は最高潮!大いに盛り上がった。初めてのライブにしては、上出来。途中でギターの弦が切れたり、歌詞を途中で忘れてしまったり…とここでもプチハプニングはあったが、それも含めて、観客があたたかく見守って、盛り上げてくれた…。そしてバンドメンも気持ちよくすっきりと演奏を結ぶことができた。意外な人たちによるバンド登場だったせいか、驚く人もあり、それがきっかけで隣同士で話し始める人もいて、ますます全体が打ち解け、名刺交換がはじまったり、ワインを注ぎあったりと…楽しい時間が続いた。
今回開催にあたり、さまざまな企業や個人からご提供いただいた商品をPRし、会場の方に抽選でさしあげるという「ハッピーアールタイム」を設けた。お食事サービス券、リサイクル石鹸からサラダのドレッシング、名入れのセラミックカッターや、本場焼肉のタレ、サンプル雑貨商品をあつめた福袋まで…。実に多様なプレゼントを用意することができた。今日の会に参加できないから…という理由で商品を提供してくださった方々も…。紹介する人、くじを引く人、当たって喜ぶ人、それを見て面白がる人…。そこでもいろんなコミュニケーションがうまれた。
…などなど 予定していたアトラクションがすべて終了。いよいよ会はお開きとなった。ご協力・ご参加への感謝を込めて、この会をこれからも応援していただきたいと最後に結ぶ。ゲストたちは全員笑顔で、元気にお土産をもって帰っていかれた。
何人もの人が「ありがとう」と何度も握手を求めてくださった。いつもの仲間は、早速片付けを手伝ってくれた…。彼ら・彼女らが帰ったあと、最後の片づけをしながら、会場の持ち主である書斎倶楽部の主人と二人になり、なんともいえない気もちとなった。
その日帰ってから、そして翌日も翌々日も…。電話、ファックス、メール、お手紙…でいろんな感想・御礼などが続々と寄せられた。「なんで、関西でやらへんの?」という声もいただいたり…。大変うれしかった。
多忙な日々の合間を縫って、このようなオリジナルイベントを企画することは楽しくてわくわくする。人を悦ばすことは面白い。今回もやってよかったと心の底から思っている。時間があるなしではなく、「やろうと思うから」実行するだけである。
これをきっかけに周囲で新しい出会いがうまれ、コミュニケーションの輪が広がった。予想していたことであるが、やはりやってみないとわからない「感激」がある。私は今回、人の愛をいっぱい感じた。いろんなご協力があり、ご支援があってこそ思いはカタチになる。そして、それが新たなパワーになる。決してひとりの力ではない。コミュニケーションクリエイターのすべきことは、まだまだいっぱいあるよ。とそんな気もちである。
改めてヤンチャーズをはじめ、関わっていただいた皆さん全員に心から御礼を申し上げたい。
そして、次回は…と密かに企画中である。(第2回目は京都で開催の予定)

今回覚えたテネシーワルツがうれしくて、道を歩くときにいつでも口ずさむ。きっとそのたびに今回の会ののあの独特な「空気」を思い出すだろう。
心の観覧車がずっとずっと回りますように。。。。とにかくとにかく、ありがとうございました。  

(当倶楽部の模様はこちらのページにて報告しています。)
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