心の観覧車を「出会った人々」の交流という形にしてみたらどうなるだろう?
そんな発想で、マーサ流の「異文化・異業種・異人交流サロン」を開催することにしました。これはオープンな倶楽部ではなく、主催者(Mahsa)が主旨をご理解いただき参加・ご協力いただける人々に呼びかけをし、行うというものです。
別名「非定点コミュニケーションサロン」です。

 
 
7th in Niigata
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初のふるさとライブ 生まれ育ったことへの感謝を込めて…
私の故郷は岐阜県岐阜市。長良川の鵜飼いで知られる町です。そこで生まれ3歳から音楽漬けの生活、そして18歳で両親の反対を押し切って京都へ。
それから17年間、京都から東京へ拠点が移り、ビジネスパーソンとしての生活に終われ、狭いアパートにピアノをもてるはずもなく音楽活動はストップしておりました。
35歳、会社員をやめて、自由業になったとき、音楽活動を再開するきっかけができました。都内や東京近郊のレストランで演奏したり、いろんなところで仕事の合間にちょっとづつ楽器に触れる機会を得られるようになり、そこでマーケティングに大切な「現場力」「おもてなし」なども勉強させていただきました。そして最近は、コミュニケーションツールのひとつとして、ピアノや歌ももっと生かしていこうと、積極的にライブを行うようになりました。そして、独立から10年。そういえば、自分の活動拠点で大人になってから演奏したことがなかったな〜。岐阜で学んだ基礎基本があったからこそ、今があるんだと思うことが多くなり、親たちが元気なうちに・・・と思い立ったのが今回の企画でした。(前置きがとても長くなりました)
この企画を持ち出したとき、両親は緊張したものの大変喜んでいました。
今回は無理せず、できる範囲で。定員を30名として、グランドピアノがあって美味しい食事もできる、実家に程近い(最近は、AEONができて町並みも変わってきましたが)「みなも」さんを会場として選ばせていただきました。
岐阜ではおなじみのモーニングサービスはもちろんのこと(地元の人は「モーニングに行かないと1日がはじまらんであかんわ〜」というぐらいモーニングサービスを生活習慣にしています・・余談)、お食事も東京住まいの私にとってはリーズナブルで美味しい! とくに、釜飯は絶品! そうだ、今回は「ふるさと釜飯ライブにしよう! 」ということで、釜飯を食べていただきながら、私のトーク?と演奏をお聴きいただくことにしました。
開催日に向けて、両親たちは集客を完璧にこなしました。定員きっちりにお客さんを集めてくれました。といっても、ほとんどが私の同級生の親御さん、ご近所さん、農協の方たち・・・など、両親たちがお世話になっている皆さんで、私自身、子ども時代に大変お世話になった方たちでした。もし定員が100名になってもきっと集めるんだろうな〜と、昔から口コミ力が凄かったうちの母親には改めて感心した次第です。当日、ちょっと緊張しました。なんせ、ふるさとでのそういった場は初めてです。ちょっと照れもあったり、もしかしたら演奏中に泣き出してしまうのではとそれが一番でした。
親には一番見えない席に座るようにといってみたり、そういう意味ではこれまでのステージで一番緊張したのかもしれません。(実際に、実家で直前に、リハーサルをしている間、子ども時代のピアノレッスンのことやいろんなことを思い出して、涙が止まりませんでした・・・)
さて、本番。なつかしい顔、お会いしたことのないお顔…笑顔いっぱいのご婦人たちが車を乗り合わせておいでになりました。町のカメラ屋さんはカメラ持参で登場、大きなお花もいただきました。私が呼んだ唯一のゲストは、印刷会社時代の仲間で、岐阜の印刷関係のVIPたち!
お天気もよく、窓を開けていただいてオープンカフェさながらに気持ちよく、お月さんも登場してくれて雰囲気は満点のなか当倶楽部はスタート。マーサ倶楽部特注の「釜飯セット」をまずは召し上がっていただき、その間にBGM演奏を、そして食後からライブのはじまり、はじまり。
ご近所のおばちゃんたちにとっては、あの昌子ちゃんがどんな演奏をするのだろうと思っておられたに違いありません。そして両親たちは子ども時代のピアノの発表会のときと同じく、「ちゃんと最後までやるだろうか」と心配していたと思いますが、そこは場数だけは踏んできたせいか、いつものノリでトーク、そして弾き語りを次々と・・・。皆さん、しっかり静聴いただき、ときにはくしゃくちゃの顔になって、聴き入っていただき、あっという間に2時間半が過ぎました。ひとりで最初から最後まで…というゲストなしのライブでしたがなんとか最後まで。
皆さん帰られるとき、感動したと握手をいっぱいしてくださいました。
親も、私も涙はありませんでした。そういう意味で、本番に強い人間に育てられたのかもしれません。プロはステージで泣かない。プロはお客様を泣かす?ということを暗黙のうちに学習してきたのかもしれません…。
おばちゃんたちに混じっておいでいただいたビジネスマンの方(農協の支店長)に帰り際、こんなお言葉をいただきました。
「あんたは、ここまで来るのにえらい努力してきたやろ。おれらサラリーマンは自分を隠そう隠そうと生きているのに、あんたは自分を出そう出そうとしている。すごい生き方や。今日は1曲目聴いたら、涙が出てこれはあかんと思って上向いて聴いてたんや。すごいわ!」
そして、翌日はいろんな方から実家にお礼の電話やご挨拶が続いたそうで、今でも、あのひとときのことが話題になっているようです。
早くにご主人を亡くされた方が、私の曲を聴いて、夜昔のことを思い出して眠れなかったと母に報告があったそうです。いろんな報告をお聴きして、今度はこちらが涙する次第…。(プロはあとで泣く? )
また、仕事で私と長年おつきあいのある岐阜の印刷会社の仲間たちも「元気をもらったよ、妥協の人生はいかんね。がんばるわ」などなど、メッセージをいただき、一安心…。
小さなイベントでしたが、心温まる、そして18歳で飛び出して申し訳ないことをした両親に対して、少しだけですが、今の私を見てもらえてかなと思うと、これも一安心…。
また、今回お世話になったお店の田代様には本当によくしていただき、「素晴らしかったです。また絶対にやってくださいね」とも言われ、来年からももう少し回数増やしてでも続けるかな…と思っています。

思ったら行動すること、どうせやるならば、自分が納得できるところまで、やりきること。そんなことを改めて思った次第です。
中島みゆきさんの「時代」を歌いましたが、まさに時代は巡りますが人は故郷に出会うのですね。私は今回、故郷に戻ったではなく、「出会った」と思いました。
岐阜のみなさま 本当にありがとうございました。またお会いしましょう。どうぞお元気で、いつまでもいつまでも…。

今回ご協力いただいた皆さま
株式会社 サンメッセ (撮影協力)のみなさん
絵手紙作家 高野様
エザキカメラさん    (撮影協力)
田中電気さん
協賛いただいた企業
大塚食品株式会社

*ライブで歌ったオリジナル曲は当ホームページでも鑑賞いただけます。

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