2003.6
 

これがあったら他になにもいらない。というぐらい大好きな焼き菓子のひとつである。
実は大学生の頃から食べている。20年近いおつきあいである。
洋菓子の世界はどんどん進化して、一般に普及し、特別な日の食べ物ではなくなってしまったことは内心さびしい気もするが、このマドレーヌは美味しいという味覚だけでなく、私の青春時代を想起させてくれる、「アルバム」のような存在である。

東京では買うことができない。京都に行ったら買える。なかなか京都へいけないときは、電話で注文して送ってもらう・・・。

最近、ふとした事件でこのマドレーヌをきっかけにこのお菓子を作っているバイカルという洋菓子屋さんの川勝社長さんとお知り合いになることができた。

ケーキという食べ物は、生きるために食べるものではなく、楽しいことやうれしいことがあったときのハッピーフードである。
そんなことについてあれやこれやと議論できる仲間ができたことも財産である。

時代はレトロを求める。
「懐かしい、あの頃のまんまの・・・・・」変わらぬ美味しさにこだわりながら、がんばってほしいと思っている。