2001.12
  パリから電車で約1時間半。エペルネという街がある。
シャンパンで有名なモエシャンドン、ポールロジェ、メルシェ、ブーブクリコにはじまり、数々のシャンパンがここから世界中に出荷されているのである。数年ぶりに、そして初の列車で訪れたこの街。ひとりぶらり歩くにちょうどいい小ささ。
クリスマス前のエペルネでは、お祭りムードが漂い、街角のハンドメイドの装飾が美しく、広場には多くの人々が集まり、にぎやかに語らっている。今回、みつけた1件のブティックとシャンパンの専門店。そこで働くマダムたちがあまりにも素敵でついつい長居をしてしまい、買い物をさせられてしまった。
パリとはまた違い、素朴なこの町で静かにくらしていることの落ち着きがとても好印象であった。フランス語もろくに通じない、どうみても奇妙な? JAPONEのマダムをあたたかく、もてなしてくれる。いつも早足で歩き、時計と睨めっこし、メールを絶えず気にして……そんな生活が何ですか? と思えてくる貴重な出会いであった。
心からMerci!といいたい。
いい女には静かな自信と深さが大切か。