2006.7
  新潟にある花ろうそくのお店。「小池ろうそく店」。手作りろうそくを家業として、今、4代目が奮闘している。
新潟企業の取材でたまたま訪問したのがきっかけでたちまちここの商品の虜になった。
「ろうそく」とは、もともと神様や仏様との出会いのツール。
手を合わせることで、心の相手と向かい合うことができる。生き残りが厳しくなってきたろうそく業界においても、差別化を求められている昨今、ここの小池さんは、目先の差別化、工業化での差別化ではなく、とことん手作りにこだわり、ろうそくの本来の存在意義の追求にとことんこだわった。
自社の製品を通じて「感謝の気持ち」を伝え、広げる。そこから生まれた「ありがとうろうそく」。燃やせば8分で消えてしまう、小さなろうそくには、1本1本ありがとうの言葉が刻まれている。
そして何も残さず、きれいに燃える。環境にもやさしいミニキャンドル。たまには電気を消して、ろうそくの明かりで時間を過ごす。たまにはろうそくの小さな炎をみつめ、瞬間の永遠を感じる。
このアイデア商品は、昨年の「愛・地球博」の
オフィシャル商品としても採用となり、話題を呼んだ。
さらに、この「ありがとうろうそく」は進化して「勇気」ろうそくに。
この夏上映される、あの同時多発テロのドキュメンタリー映画「ユナイテッド」の予約チケットプレゼント商品にも採用された。
小池さんのモノづくりに学ぶところは、「ろうそく」を創っているのではなく、「ろうそく」を通じて、感謝の気持ちを世界中に広げようとしているところ。そして、カタチや規模にとらわれず、自分にしかできないことをとことん極めようとしている点だ。彼はこのたび「ありがとう笑店」なるブランドをつくり、ろうそく以外にユニークな商品を開発し続け、世の「わかる人」たちに多大な支持を集めている。

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